[ 組込みシステムアーキテクト単科コース ]

令和5年度のお申込受付は終了致しました。
モデルベース開発
モデルベース開発(MBD)は、組込みシステムや自動車などの複雑な製品の開発において、コンピュータ上で数式や図形で表現したモデルを使って、シミュレーションを行いながら設計や検証を進める手法です開発の早い段階からシミュレーションを行う機能検証によって、設計品質の向上の効果や、開発スピードを速めコストを削減できる効果が期待できます。本講座では制御系システムを対象としてモデルベース開発を体験し理解を深めます。。
日時 | 2023年12月1日(土)・2(土)・15(土)・16(土)計4日間 各開催日とも9:00~17:00 |
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参加費 | 非会員:121,000円(税込) HEPTB会員:99,000円(税込) HEPTA会員:77,000円(税込) |
開催場所 | 静岡大学浜松キャンパス 〒432-8011 静岡県浜松市中区城北3-5-1 |
対象 | 制御・モデルベースをこれから勉強しようとしている方 または、携わろうとしている方 |
募集人数 | 最少催行人数:5名、最大受講者数:19名 応募先着順 |
申込締切 | 8/31(木) |
お申込み | 本サイト、申込書FAX(下記リーフレット参照)またはメール(宛先:hept@inf.shizuoka.ac.jp) ※メールの場合は下記PDFの申込書と同じ項目をご記入ください |
リーフレット (申込書) |
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モデルベース開発講座の概要
組込み対象のモデル化に基づいた制御系設計、シミュレーション、実装を統一的に行うモデルベース開発(Model Based Development,MBD)を体験します。基礎的な制御工学に基づいてブロック線図による制御や振舞いのモデル化、設計モデルからのコード生成によるプログラミング、シミュレーションによる機能検証、及び実装・テストの各手法を体験を通して習得することを目指します。さらにMILS,HILSを用いたMBDのV字開発プロセスを体験しその効果の理解を深めます。講座の内容につきましては、以下のような構成になります。※静岡大学の科目等履修生の登録手続きが必要になります。
日程 | テーマ | 講義内容 |
DAY1 | MATLAB/Simulink によるモデルの構築 講師)NPO法人ものづくり工房 藤本勝治 |
・モデルベース開発(MBD)とMATLAB/Simulink ・MATLAB/Simulinkの使い方と物理モデリングの基礎 ・運動方程式とプラントモデル ・制御方法とコントローラーモデル 等 |
DAY2 | 古典制御と PlD 制御 講師)NPO法人ものづくり工房 藤本勝治 |
・PID 制御とは
・制御理論の基礎
・コード自動生成による実機動作
・適合と制御対象への理解 等
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DAY3 | MILSによるDCモータ制御システムの設計 講師)広島大学 准教授 脇谷伸 |
・モデルベース開発(MBD)プロセスとは ・MILS:プラントモデル設計 ・MILS:コントローラモデ設計 等 |
DAY4 | HILSによるDCモータ制御システムの機能評価 講師)広島大学 准教授 脇谷伸 |
・機能の実現とシステム機能評価 ・システム機能(結合)評価とHILS ・HILシミュレータとは ・コントローラモデルの実現 等 |