[ 組込みシステムアーキテクト単科コース ]

モデルベース開発

モデルベース開発(MBD)は、組込みシステムや自動車などの複雑な製品の開発において、コンピュータ上で数式や図形で表現したモデルを使って、シミュレーションを行いながら設計や検証を進める手法です開発の早い段階からシミュレーションを行う機能検証によって、設計品質の向上の効果や、開発スピードを速めコストを削減できる効果が期待できます。本講座では制御系システムを対象としてモデルベース開発を体験し理解を深めます。。
 
日時 2025年12月12日(金)・13(土)・19(金)・20(土)計4日間
各開催日とも9:00~17:00
参加費 非会員:121,000円(税込) HEPTB会員:99,000円(税込) HEPTA会員:77,000円(税込)
開催場所 静岡大学浜松キャンパス 情報学部1号館1階 情報科学第2実験室
〒432-8011 静岡県浜松市中央区城北3-5-1
対象 制御・モデルベースをこれから勉強しようとしている方
または、携わろうとしている方
募集人数 最少催行人数:5名、最大受講者数:20名 応募先着順
申込締切 8/29(金)
お申込み 本サイト、申込書FAX(下記リーフレット参照)またはメール(宛先:hept@inf.shizuoka.ac.jp)
※メールの場合は下記PDFの申込書と同じ項目をご記入ください
リーフレット
(申込書)

リーフレット[PDF:794.2KB]

募集要項[PDF:406.4KB]


手続き書類[PDF:302.8KB]


 

モデルベース開発講座の概要

組込み対象のモデル化に基づいた制御系設計、シミュレーション、実装を統一的に行うモデルベース開発(Model Based Development,MBD)を体験します。基礎的な制御工学に基づいてブロック線図による制御や振舞いのモデル化、設計モデルからのコード生成によるプログラミング、シミュレーションによる機能検証、及び実装・テストの各手法を体験を通して習得することを目指します。さらにMILS,HILSを用いたMBDのV字開発プロセスを体験しその効果の理解を深めます。講座の内容につきましては、以下のような構成になります。
※静岡大学の科目等履修生の登録手続きが必要になります。
 
日程 テーマ 講義内容
DAY1 MBDプロセス研修(1)
講師)広島大学 准教授 脇谷伸
・モデルベース開発(MBD)とMATLAB/Simulink 
・MATLAB/Simulinkの使い方と物理モデリングの基礎
・運動方程式とプラントモデル
・制御方法とコントローラーモデル 等
DAY2 MBDプロセス研修(2)
講師)広島大学 准教授 脇谷伸
・PID 制御とは
・制御理論の基礎
・コード自動生成による実機動作
・適合と制御対象への理解 等
DAY3 MBDPID制御系設計研修(1)
講師)広島大学 准教授 脇谷伸
モデルを活用した制御系開発に不可欠な V字開発プロセスの考え方 を学び、PID制御設計に活かします。システムのモデリングからモデルに基づく制御器構造の決定やパラメータ調整法までの流れを理解することで、実務への応用力を高めます。
DAY4 MBDPID制御系設計研修(2)
講師)広島大学 准教授 脇谷伸
PID制御は、幅広い分野で利用される基本的な制御手法です。本研修では、制御構造(P制御、I制御、D制御)の基本的な考え方や、PIDパラメータの理論的な決定方法を学びます。

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